北海道岩見沢高等養護学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、昭和56年4月、高等部のみを設置する肢体不自由の高等養護学校として開校し、45年目を迎えます。現在に至っても、北海道内唯一の高等部単置の肢体不自由教育校であり、今年度は16名の新入生を迎え、全校生徒50名でスタートします。

 普通科と専門学科(工業科、商業科、生活科学科)の4つの学科を設置し、高等学校に準じた教科学習を基本としながら、自立活動の指導も加えた教育課程を編成し教育活動を行っています。
 また、全道各地から入学してくる生徒のために寄宿舎を設置して生活指導等を行っております。

 今年度の重点は、「自立した社会参加と自己実現に向け、一人一人の意欲と可能性を引き出し、これからの社会を生きていくための資質と能力、心を育てる」と掲げました。
 「これからの社会」は、激しい変化が止まることのない時代と言われています。その社会を生徒たちは生きていくことになります。そのためにも、岩見沢高等養護学校で生活する時間は生徒たちにとって大切な時間であり、学校としての役割は、これまで以上に大きいものと認識しているところです。
 具体的には、次の取組を考えています。
・資質・能力の伸長を図る学習指導の充実
・寄宿舎における生活指導等の充実
・4つの学科の専門性を活かした教育の推進
・キャリア教育の推進と充実
・自立活動の指導の充実
 また、生徒会活動や外局、部活動、舎生会活動なども、生徒達の主体性を生かしながら積極的な取組を進めていきます。

 本校を巣立った卒業生は1000名を超え、その活躍は多方面かつ多岐にわたっています。
 社会の変化や技術革新がめざましい時代において、自分らしさを磨くとともに本校での学びと培った力を足がかりとして、一人一人が社会参加を果たし豊かな人生を紡いでいくことは、教職員一同の願いでもあり、今後も一丸となって取り組んでまいります。

 本ホームページでは、生徒達が活躍する姿をはじめ本校のさまざまな教育活動の取組を掲載していきます。
 本校の教育活動について理解を深めていただけましたら幸いです。
最後に、保護者の皆様をはじめ、関係機関の皆様、地域の皆様には、今後とも、本校の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。